街乗り用に前後サスペンション付き自転車がほしいなーと思ったんだけど・・・ (2016.351)

ある日、庭に止めてあった自分のじゃない自転車が入れ替わっていた。

特に不具合はなかったけど、遠出するのに変速機がないと不便だから、っていうことで、サイクルベースあさひとかいう大手チェーン店で新しい車両を買ったらしい。

前のは廃車(引き取り)にしたという。

まあ、そんな事情はどうでもいい。

 

新しい自転車 (自分のじゃないけど)

で、その新しいチャリは、あさひ独自ブランド PRECISION シリーズの DIENA (ディエナ) とかいうモデルらしい。

www.cb-asahi.co.jp

 

この車両の感想とかはそのうち書きたいと思うけど、ちょっと乗ってみて思ったのは・・・確かに走行抵抗が少なくて (ちょっと漕いだら慣性でかなり遠くまで転がっていく) 軽快なんだけど、乗り心地が・・・なんだよね。

 

細い高圧?タイヤに丈夫な高剛性ボディという組み合わせは、平たんな道ではダイレクト感があって面白いけど、段差を乗り越えるたびに振動がガタピシ伝わってきて快適ではない。

 

BTW

ともあれ、これまで自転車なんかまったく興味のなかった自分だけど、周りが始めた?ことで自分もやりたくなってきた。

といっても、似たようなものを買うのは面白くない。

舗装路といっても、結構、段差はあったりする。ここはひとつ乗り心地のいいモデルを買ってみたい。

ならば、前後にサスペンションのついた自転車がいいのでは?と思った。

 

ちなみに、自転車用語で前後にサスがついていることを Full Suspension 通称 フルサス というらしい。

それに対して、前側だけがサス付きで、後ろがサスなしなのを Hardtail ハードテールというそう。

で、前も後ろもサスなし (普通の自転車はこれだな) のことを特にいう場合は Fully Rigid フル リジッド というんだと。

どっかで覚えた。

 

フルサス自転車を探す旅?へ

というわけで、フルサス自転車を探すことにした。

あさひ

というわけで、まずは先ほどのサイクルベースあさひに見に行ってみた。

ここは結構、前側にサスがついているモデルは、シボレーとかジャイアントとか割合たくさん置いてあるんだけど、前後サスとなるとほとんどない。

唯一見つけたのは、ソリューションとかいう 25,000 円ぐらいの MTB (Mountain Bike) っぽいごつい見た目の車両だけ。

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フレームには「この車両は悪路走行禁止」的なことが書いてあるステッカーが貼ってある。つまり、舗装路用のフルサス車ということになる。まさに、自分が求めているのにピッタリじゃん。値段もそんなに高くないし。見た目はもうちょっと地味だといいんだけど。

なお、このソリューションみたいに、MTB っぽい外見だけど悪路は走れない的な自転車は MTB ルック車 とか呼ばれてるんだって。詳しくはウィキペディアあたりを見てね。

 

というわけで、このソリューションにしようかと思ったんだけど、もう少しいろいろ見て回ることにした。

 

ネットとかでいろいろ調べてみて・・・

どうも、安い MTB というか、MTB ルック車についての評判をいろいろネット(知恵袋とか)で調べてみると、大変悪いうわさを聞かされる。

悪路走行したら即ぶっ壊れるとか、使われてる部品の質がとんでもなく悪いとか、重要保安部品すら粗悪だから危険だとか、ルック車買うぐらいなら同じ値段のママチャリのほうがずっといい・・・とかそういう話。

自分としては街乗り程度しかしないつもりなので、悪路走行できないかったとしても、ママチャリより快適な実用車として使えればいいとは思っていたんだけど、そういわれると、なんとなく高価な車両にも興味を持った。

で、前後にサスペンションのついたフルサス仕様の MTB だと、まともなものは最低でも 150,000 円ぐらいは必要だとか言うのが、だいたいの詳しい?回答者の意見らしい。

で、数ある MTB メーカーの中で比較的コスパ (CPR) の良好なメーカーがジャイアントだというのが大体のコンセンサスらしい。

 

GIANT STORE に行ってみるか?

これまで、ジャイアントなんて言うブランド名すら知らなかった。

が、スポーツ自転車では世界最大級のメーカーなんだそう。

本社は台湾らしい。

日本人が無条件にありがたがるような欧米の名の通ったブランド自転車も、実はこのジャイアントが OEM 供給しているケースは多いという。

となると、自転車界のト○タ・・・いや、サ○ガリアみたいなもんなのかな。

というわけで早速 GIANT STORE に行って、店員に話を聞いたりしてみた。

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それによると、どうやら

本格的に山道を走るんではなくて街乗り程度の用途で本格フルサス MTB に乗るのはいろいろ扱いにくいだろうからおすすめしないよー

・・・っていうことらしい。

 

どうしても街中で MTB っていうことだったら、前側だけサスがついてるハードテールの廉価版 MTB みたいなのがいいんだという。

後ろ側にサスがあると、ペダルをこぐ人の仕事の一部が、サスが動いて熱になるという形で無駄になるから、サスが特に必要ない舗装路には向かないらしい。

まあ、物理の理屈から言えばその通りだと思う。ただ、自分としては公道でタイムを争うわけではなく、あくまでコンフォート性がほしいだけなので、走破性として必要ないからいらない・・・という説明にはあんまり納得いかない気がした。

 

フルサス自転車のいろいろ

フルサスの MTB といっても、用途によっていろいろあるらしい。

現在ジャイアントのフルサスの車種には以下のシリーズがラインナップされている。

  • GLORY
  • REIGN
  • TRANCE
  • ANTHEM

これらの違いは何か、というと、上のモデルに行くほど「下り」用、つまり山の上から悪路を重力で降りてくるような用途に最適な設計らしい。

そして下に行くほど「上り」とか、普通の悪路?向けっていうことになるんだそう。

www.giant.co.jp

 

具体的には、GLORY は大ジャンプにも耐えうる重厚 (GLORY 2 17.2 kg) なフレーム、長いストロークのサスペンション、下り時に扱いやすいよう角度の寝ているフロント、といった構成になっている。

反対に ANTHEM はそこそこ丈夫な軽いフレーム (ANTHEM 3 13.2 kg)、短いストロークのサスペンション、比較的立っているフロント、という構成。

 

なので、もっとも舗装路に適しているのはどれかというと、一番下の ANTHEM シリーズらしい。

これの一番安いモデル ANTHEM 3 には 215,000 円 + 税という値札がついている。

www.giant.co.jp

 

昔は街乗り用フルサスもあったけど・・・

実は昔は、ジャイアントにも 5 桁ぐらいで買える "WARP" っていう 、MTB ルック車と本格 MTB との中間ぐらいの街乗り用 MTB モデルもあったんだけど、2009 年モデルを最後になくなってしまった。

www.giant.co.jp

 

日本国外に目を向けると、たとえばアメリカでは STANCE という 1300 USD ぐらいのモデルが今もラインナップされていたりするんだけど、日本では販売されてないのが残念。

www.giant-bicycles.com

 

というわけで、現在、日本で一流メーカー製のルック車ではないまともなフルサス自転車を買おうとすると、200,000 円以上する本格 MTB しか選択肢がない・・・ということになるらしい。

そんなに払うのが嫌ならルック車ということになってしまう。

街乗りや通勤・通学用の高品質で手頃なフルサスというのはそもそも需要がないのか、全然存在していない。完全に調べたわけじゃないから探せばあるのかもしれないけど。

まあこんなところにしておく。