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「はてなダイアリー」にあって「はてなブログ」にないもの (2016.347)

はてな」がやってるブログ的サービスでは今のところ

がそれぞれ独立して存在している。

 

はてな「ダイアリー」といっても、結構高機能でブログ的機能をたくさん備えてたりするし。

個人的には、「ブログ」と「日記」に厳格な区別なんてなんだろうな?と思う。

 

なんでもカスタマイズできる負の側面

それはともかく。

はてなブログ」は「はてなダイアリー」より高機能だし、カスタマイズできる要素も多いのは事実だと思う。

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ただ、カスタマイズできるが故の残念だなと思う点もないわけではない。

ダイアリーにあったような、カスタマイズ性が乏しいが故の、インターフェイスの一貫性みたいなの・・・がなくなった面は否めないような気がする。

 

閲覧者は、同じはてなブログのブログであっても「月別ページには 1 記事ずつしか表示しない」などといった、ブログ開設者が細かく設定したルールに縛られることになる。

もっとも、それはダイアリーでもそんなに変わりはない。が、ダイアリーには、次に触れる「記事一覧」という、ブログ開設者の意思とは無関係に機械的に生成される、一貫した閲覧のためのインターフェイスが用意されていた。

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「記事一覧」ってよかったな

特に惜しいなと思う点はこれかなと思う。

はてなダイアリーだと「記事一覧」っていう、サイトマップと更新履歴を兼ねた俯瞰図的なページが用意されていた。

記事タイトル、日付、カテゴリーといったメタ情報が一気に見渡せる一覧的な感じで、たとえば政治系のブログだったら、「記事一覧」を見ればその人の政治的姿勢がそれだけでほぼわかる、といっても過言ではないようなものだった。

 

一般論として、個人ブログのような中身の薄い情報の集合から、必要な情報を見つけ出すには、タイトルや日付のようなメタ情報が役に立つ、のではないかと思う。

で、そういったメタ情報を一覧で確認できる「記事一覧」というのはとても便利な機能だったのに残念だなーと、思わなくもない。

ダイアリーをやってた人たちがはてなブログに引っ越して、確かに見た目はモダンできれいになったけど、記事の「見つけやすさ」は・・・なんでは?みたいな。

 

 

テレカは絶対捨てるな!売れ! (2016.339)

Telephone Card ことテレカを換金しよう、という話。

 

そもそもテレカってなんだ

いわゆる今時の若者には知らない向きも多いだろうから、一応説明しておくが、テレカとは、公衆電話(街中にある緑色の電話)で使えるプリペイド式の磁気カードである。

有効期限はないので、昭和時代に発行されたものも今でも基本的に有効。磁気とかが死んでる可能性はあるかもしれないけどね。

JR とかの鉄道屋が発行してるような いわゆる「交通系 IC カード」とは違って、チャージはできない。使い捨てである。

一応、昔々には IC テレカっていうのもあったらしいけど、普及しなくて廃止になった。

 

額面

そんなテレカの額面は、500 円のものが多いけど、1050 円とか、それを超える高額なものも存在している。

ちなみに、50 って書いてあるのが 500 円で、105 って書いてあるのが 1050 円になる。それぞれ、50 円、105 円じゃないから注意してね。何を隠そう、自分も最近まで知らなかった。あのペラペラのテレカがそんなに高額だったなんて知らなかったから、知った時は驚いたよ。

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昔話

昔、携帯電話があまり普及していなかった時代には、粗品とか景品としてもらうことが多かったらしい。名刺代わりにして配ったりする人もいたんだって。

自分も昔、小さいころになんかの懸賞に応募してもらったことがある。

ただ、何より多いのは、周りの大人とかからもらった分。

数えてみたら、100 枚近くある。

枚数的には、50 が 80 枚ぐらい、105 が 10 枚ぐらいってところ。

記念品としておいといたほうがいいかな?っていうものは一応置いておくことにした。たぶん無駄だろうけど。

 

使い道は?

無駄の少ない順に並べてみると・・・

公衆電話で利用する

一応、今でも公衆電話はそれなりに設置されているわけだから、そこで利用できる。

といっても、何万円分も公衆電話で通話する用事はそうそうないだろう。

 

NTT の電話料金にあてる

もう一つの使い道が、NTT の固定電話料金にあてるという方法。

テレカ 1 枚あたり 50 円の手数料となっている。

もし自分が該当するなら、これが一番効率のいい使い道になると思う。

www.ntt-east.co.jp

 

売却する

自分には使い道がないので、この方法になる。

携帯電話が普及していないころは、それなりに流動性の高い金券の一種だったらしいけど、最近の買取価格はよくて額面の半分ぐらいってところらしい。

といっても、今後、ますます需要は減るだろうから、持っていてもしょうがない。早めに売るに限る。

もっと早く売っておけばよかったんだけど、いまさら言ってもしょうがないしね。

 

さて、どこに売るか

ネット検索すると、買取業者はいろいろ見つかる。

自分の場合、額面で 50000 円もないぐらいなので、あんまり探す手間ももったいないと思い、検索上位を何店か比較して、高かった「チケッティ」という店に売ることにした。

www.tickety.jp

もっとたくさん持っている人なら、もっと高い店を徹底的に探す価値もあるかもしれない。

 

買取価格は?

この店では当時、50 は 220 円、105 は 345 円だという。50 のほうが割がいい。それ以外の額面は買い取ってもらえる場合でもかなり分が悪くなるみたい。大体どこの買取店でもこの傾向がある。

ちなみに買取価格は日々変動するらしい。今見たら自分の売った時よりちょっと上がっている。

 

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なお、この店では使用済みのテレカは、残高が残っていても買取できないらしい。しかし世の中には探せば使用済みのテレカでも買取してもらえる店はあるので、そういうところに売ればいいだろう。

 

手順

  1. 「買取カード」というのをプリントする。身分証明書のコピーを用意する。
  2. 買取カードに記入する。
  3. テレカ・身分証明書のコピー・買取カードの 3 点を詰めて梱包する。
  4. それを郵便や宅配便で発送する(買取金額 30 万円未満の場合は送料は売却者負担)。
  5. 振り込まれてくる。

 

買取カードは結構記入するところが多い。金額とかはサイトを見て自分で計算しておかないといけない。

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住所・氏名・職業・年齢は手書きじゃないといけないらしい。

 

梱包方法

特にこだわる必要はないと思う。ただの封筒で十分だろう。

衝撃で壊れるものでもないし。

ちなみに小さな入れ物みたいなのに入ってる場合は、それから出してテレカ本体だけで送ったほうがいいらしい。

 

何で送るか

買取金額 30 万円未満の場合、送料は客負担になるので、何で送るかは悩ましい。

補償のない方法だと安いけど、万一の際に不安がある。

今回は、郵便局の簡易書留を使うことにした。

普通の郵便料金に 300 円プラスとなる。

郵便窓口に持ち込んで発送。テレカ 約 80 枚で 250 g 以下だったので、郵便料金 250 円 + 簡易書留料金 300 円で合計 550 円になった。

 

どの口座で受け取るか

買取金額の受け取りは銀行振り込みになるんだけど、この手数料も客負担になっている。

その振込先の銀行によって手数料に差がある。51 円と一番手数料の安い楽天銀行を使うことにした。

 

送った後

買取品に問題はなかったのか、到着後かなりスムースに振り込んでくれた。送った後には特にすることはなし。なので特に書くことはない。

 

使い道のないテレカが合計約 17000 円強の現金になったので、大変満足している。

 

経過

  1. 2016.335 発送
  2. 2016.337 口座に振り込まれる

マップカメラにレンズを売りつける (2016.332)

キヤノン EF24-70mm F4L IS USM を売ることにした。

 

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このレンズについて

焦点距離的には、いわゆる「標準ズーム」にあたる。

いわゆる「小三元」のひとつ、とみなされることもある。

同じく赤いリングのついた L レンズである EF24-70mm F2.8L USM に対して、こちらは手ブレ補正に簡易マクロ機能も搭載と高機能だ。それでいて値段もかなり安くお買い得感がある。

その代わり、F2.8L に比べると、MTF チャートからもわかるように画質(特に解像度)はいまいちというアマチュア向けモデル感がある。

 

このレンズのいいところ

まあ、赤いリングのついてる L レンズなので、それなりに高画質(解像度は低いけど)。

見栄を張れる。

わりあい軽量かつ短小。

防塵・ 防滴で安心。

マクロ撮影ができる。

 

悪いところ

まあいろいろあるけど・・・

 

フォーカス シフト

このレンズは、解放絞りでとる分には特に問題ない。

しかし、絞るとピント位置がずれる。いわゆる フォーカス シフト がある。

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ライブ ビュー ではあまりこの問題は解決しない。

自分が持ってるキヤノンのカメラでは、基本的に ライブ ビュー 時には常に絞りは解放になる。ただしきわめて明るくて飽和する場合は自動的に絞られる。マニュアルまたは絞り優先 AE モードにしても同じ。

例外として動画撮影モードにしてマニュアル露出にすると ライブ ビュー に反映されるけどね。

 

ということは、解放 (F4) よりも絞る場合(F8 とか F12 とか)、ファインダーまたは ライブ ビュー をみていて合焦していても、パシャリしたらかなり後ろのほうの物体にピントが合ってた・・・なんていうことになることが多い。

被写界深度が深くなるような条件で撮影すれば大して目立たない(個人的にはそう見える)。しかし、被写界深度が数ミリになるようなマクロ撮影ではとても目立つ。悪いことに、このレンズはマクロ機能が売りなのでこれは困ったことになる。こんなことカタログには書いてないんだけどね。

ま、これは慣れればある程度は何とかなる。

どうするのかというと「どれぐらい絞ったら どれぐらいずれるか」を覚えておいて、AF 合焦後にちょっとだけ フォーカス リング を回す。

絞れば絞るほどピント位置は物体側にずれるので、絞る量に合わせて回す量を自分で微調整する。

 

もちろん、DOF プレビュー (絞り込み) で確認する方法もある。ただ、液晶はそんなに高解像度じゃないからわかりにくい。

 

フォーカスが遅くてうるさい

静止画ならまあ問題ない。

問題は動画。

フォーカス音が非常にうるさく、動画撮影するととても気になる、という点も売却の動機になったことが否めない。

このレンズのフォーカス駆動方式は、リング USM という、キヤノンの高級レンズに使用されている一般的な方式で、一部の安物レンズのような DC モーター駆動のフォーカスに比べればまだ静かで高速ですらある。

ただ、昭和時代末期に USM が登場した当時としては静かだったかもしれないが、動画にかなり大きなフォーカス音が載るぐらいの音は出てしまう。一眼で動画を取ることが当たり前になった現代となっては完全に時代遅れで、はっきり言ってゴミだと思う。早く高級レンズは全部 STM とかにしてほしい。あるいは、最近出た ナノ USM とかでもいい。

 

このレンズの思い出

ブログとかに乗せるマクロ写真を撮るために約 1 年ほど使っただけ。

なので特にこれといった思い入れはない。

 

コンディション

一応、ほとんど室内での使用だから、スレとかはない。

ただ、埃っぽい室内で使ったためか、かなり「チリ」が多い。

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画質には多分影響はないと思われるが、割合に遠目にもわかるぐらい多いので減額が心配。

あと、ズーム側のゴムのわっかがへたっている(結果的にこれが・・・)。

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どこに売却するか・・・

できるだけ高く買ってくれるところに売りたいのは言うまでもない。

いろいろ検索してみたけど、新宿の「マップカメラ」という店の買取価格表に 61,000 円とあった。

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また、このモデルは、多少の使用感があっても減額などのされない「ワンプライス買取」の対象だという。

買取価格的にはもっと高いところもあるのか知らないが、送料などの諸経費は完全無料で、万一金額に折り合いがつかない場合は無料で返してもらえるなど、条件的にはまずまずと思われる。

ちなみに、今は少し在庫過剰気味だからなのか、少し下がっている模様。

 

送る

マップカメラの利用は初めてだが、以前も系列の店で品物を売却したことがあるため、「買取リピーター」として本人確認書類が不要になるシステムを利用した。

この「買取リピーター」システムを利用する場合の手続きは非常に簡単で、買取リピーターの対象者として過去にメールで認証用の番号を教えてもらっているので、それを入力する。

マップカメラのサイトで買取価格を在庫を検索して、手続きを進めていくだけで受付が完了する。

あとは

  1. 売るもの
  2. 控えのメールの印刷

の 2 点を段ボールに詰めて、着払伝票を張って送るだけ。

発送はヤマト運輸の宅急便を使うことにした。

コンビニ (ファミマ) の窓口で着払伝票をもらい、その場で記入、発送した。

 

気になる買取価格は・・・

見積もりはマップカメラに到着したその日に来た。

それによると・・・

 

 

Canon EF24-70mm F4L IS USM
ワンプライス
 ○ラバー浮きの為 -¥10,000
買取金額: ¥51,000


----------------------------------------------
・その他追加値増し


買取合計:¥ 51,000

 

なんと、ズーム側のゴム部品が浮いているという、しょうもないことで 10000 円もひかれてしまった。

懸念していたチリ混入については指摘されなかったけど。

同社の「ワンプライス買取」の説明によれば・・・

付属品に欠品が無く、動作などに問題ない対象品に限り当社買取上限価格にて買取致します。
※難有、ジャンク、点検修理が必要なもの、作動に問題があるもの、カビ・クモリがあるものは除きます。

ということらしい。

どうやら、自分の EF24-70mm F4L IS USM は、この

難有、ジャンク、点検修理が必要なもの、作動に問題があるもの、カビ・クモリがあるもの

に該当するということなのだろう。

 

ワンプライス買取品ということでその通り買い取ってもらえるだろうと期待していた中、ちょっと?って気はするけど、まあ、持っててもしょうがないので了承することにした。

見積もり結果のメールに了承手続きができるリンクがあるので、それを押すだけで完了。

数日後、銀行口座に振り込まれてきた。

おしまい

 

買取までの流れ

2016.312 発送

2016.313 到着 見積もりメール到来 買取承諾

2016.317 銀行口座に入金される

トランプ勝利なんだって (2016.314)

政治にまったく興味もないし、選挙もほとんどいったことのない自分がこんなこと書くのもあれだけど。

 

報道では「絶対ない」あるいは「可能性はきわめて低い」とか言ってて、まあなんとなくそんなもんなんだろうな、って思っていた自分にとっては「こんなこともあるんだなあ」っていうような意外感がする。

世論調査なんてあてにならない・・・

いや、だからって直ちに信頼できない、とは言えないのかもしれない。

調べたわけじゃないけど、これまでの結果からすれば占いよりは当たってるのかもしれないし。

 

にしても、なんかとんでもない災害でも起こったかのような報道だけど、実際に支持してる人は多かったってことなんだから、アメリカの多数派にとってはそれでいいんじゃないの?まあ日本には災難かもしれないけど・・・とか思わなくもない。

 

まあそういうこと。

キヤノン製レンズのマウント素材が金属かプラスチックかという問題 (2016.305)

一眼レフおよびミラーレス用の交換レンズには、マウント側が金属製のものとプラスチックのものがある。これはキヤノンに限った話ではない。

一般的に言われている理解としては、金属マウントのほうが耐久性・耐摩耗性に優れる。

一方、樹脂マウントは軽量化に優れるという。

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カメラというのは趣味の世界で、カメラを純粋な道具ではなくコレクションとしてみなすマニアどもはこういう点にこだわるらしい。「プラスチックは安っぽいから嫌」というわけ。

まあ確かに、樹脂マウントは安っぽいというのはわかる。

また、樹脂マウントだと「樹脂の削りかす」が出て機構に悪さをするとか、下取りに出す際に安くなるとかいう話を聞いたような聞かないような。

 

メーカーの人が樹脂マウントの耐久性について語っている資料

デジカメ Watch で見つけた。

dc.watch.impress.co.jp

 

これによると・・・

――それでは、なぜほかのレンズは金属マウントを採用しているのでしょう?

水島:レンズの大きさや重量によって、そのレンズを支えるマウントに要求される強度が異なってきます。超望遠レンズや大口径レンズのような重いレンズを支えるとなると、やはり金属マウントの方が強度的には有利です。ただ、このレンズは非常に軽く強度の面でも十分と判断し、プラスチックマウントを採用しました。

 ということらしい。

実際にキヤノン公式サイトでレンズのラインナップを確認してみると、おおむね重い高級レンズは金属マウント、軽いレンズは樹脂マウントという使い分けになっているように思われる。

マウントが金属かどうかをサイトで確認する方法だが、キヤノンの場合、公式サイトのレンズ紹介ページの「仕様」には、マウント素材が判別できる画像が掲載されている。

 

軽いレンズが金属マウントで重いレンズが樹脂マウントという例

だがしかし、EF-M (ミラーレス専用レンズ) には首をかしげるようなものがある。たとえばこれとこれ。

 

EF-M22mm F2 STM

重量は約 105 g。2013 年に発売。

これは「パンケーキ」と呼ばれる軽量・小型なペラペラの単焦点レンズ。ズームはできないし、手ブレ補正すらついていない携帯性重視のレンズ。

だがしかし、驚くことなかれ、こんなに薄くて軽いのにマウントはなんと金属製である。

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キヤノン:EF-M22mm F2 STM|概要

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

重量は約 300 g。これは 2016 年に登場したばかりの最新型レンズ。約 8 倍ズーム。

しかし EF-M22mm に比べ 3 倍ほど重量のある重いレンズにもかかわらず、マウントはプラスチックである。

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キヤノン:EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM|概要

 

(画像はキヤノン公式サイトから)

どうしてちぐはぐなことになったのか?

EF-M レンズに関していえば、どうも、発売時期が関係しているように思われる。

現状、EF-M レンズとしては、以下の 7 レンズがラインナップされている。古い順に並べてみると・・・

 

  1. EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM (2012 年)
  2. EF-M22mm F2 STM (2012 年)
  3. EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM (2013 年)
  4. EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM (2014 年)
  5. EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM (2015 年)
  6. EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM (2016 年)
  7. EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM (2016 年)

 

このうち、1 から 3 までが金属マウントになっている。そのあと発売されたレンズは全部が樹脂マウントである。

 

憶測を書いてみると・・・

キヤノンは、EOS M シリーズでは見た目の質感を重視する方針で、それ用の EF-M レンズも外装は金属製、マウントも金属マウントを搭載することで高級感を演出することにした。

しかし、軽量化およびコスト削減のために金属マウントが重荷になっていた。どうせマウントが金属かどうかなんて、レンズはめたらわからんのだし。

だったらもういいや、外装だけ金属でいこう、ってなったので樹脂マウントになった。

って当たりなんじゃないかな?

まあ何の根拠もないのであてにしないように。

 

 

 

読売新聞社 (www.yomiuri.co.jp) が robots.txt で Internet Archive Wayback Machine をブロック (2016.299)

YOMIURI ONLINE (www.yomiuri.co.jp) は、発行部数 (では) 日本一の大新聞社である読売新聞社が運営するサイト。実際、同社の公式サイトでは以下のように紹介されている。

15年11月現在の朝刊部数は936万8504部(日本ABC協会報告)。読売新聞の発行部数世界一は、英国のギネスブックに認定されています。

 

すぐにネット記事を消す新聞社

同社や朝日新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、産経新聞社、そのほか大小多数存在する日本の新聞社は、運営しているサイトに記事を掲載した後、非常に短い期間で記事をサイトから消してしまう。そのため、日本の新聞社のサイトにリンクを張ると、あっという間にリンク切れになる。

短いといっても各社ばらつきがあり、また「短い」という表現は主観的なものだけど、需要とは関係なく機械的に短い期間で消去されていることは事実っぽい。

 

Internet Archive の話

Internet Archive (IA) は、アメリカに所在する非営利団体でいわばインターネットの「デジタル図書館」としていろいろの活動をしているそう。たとえば、著作権の保護期間が満了したなどの理由で公有 (Public Domain) となった、書籍、ラジオ、テレビ、映画などをサイト上に掲載している。

しかしいろいろある IA のサービスの中でも、最大なのは Wayback Machine という、世界中のあらゆるウェブサイトを収集し公開しているサービス。その情報量は数十 PB にも上るという。

 

Internet Archive が運営する 1 サービス "Wayback Machine"

Wayback Machine はあくまでも IA のひとつのサービスにすぎないらしい。ただあまりにも存在感があるからか、Wayback Machine を単に Internet Archive と呼ぶ人も多い。インターネット = ワールド ワイド ウェブ という用法も結構定着している感もあるしね。Wayback Machine がサイトを収集する仕組みは、基本的には Google などのロボット型検索エンジンと同じで、自動プログラムにより機械的に収集されている。

Google などの検索エンジン会社や Wayback Machine が運用するクローラーは、インターネット上のあらゆるウェブサイトを駆け巡ってそれを収集しながら、そのデータを自前のコンピューター上に「キャッシュ」として保存する。

Wayback Machine が一般的な検索エンジンと違うのは、収集したサイトは、収集元のサイトがダウンした後も、特別な事情がない限りは無期限で保存され続け、また、過去に何度も収集したサイトであれば、より古い過去の版を見ることもできるという点。

ただし Wayback Machine では検索エンジンとは違い「検索」はできない。Wayback Machine を利用するにはサイトの URL を入力する必要がある。

インターネット・アーカイブ - Wikipedia

Wayback Machine - Wikipedia

 

すぐに記事を消す新聞社への対策

ニュース サイト に掲載されているネット記事を「出典」「引用」として利用したい場合、掲載期間が短いという点はちょっと困ったことになる。たとえば、出典として挙げられている記事内容を検証したいといった場合があるかもしれない。例えば、ウィキペディアで記事を書く人に課せられているルールとして、記事の記述には何事も「出典」を明示しなければならないというものがある。

Wikipedia:出典を明記する - Wikipedia

出典は「信頼できる第三者」による二次資料または三次資料であることが求められている。それはたとえば大新聞社といった「ちゃんとした報道機関」による記事のようなもの。個人の日記のようなものは出典として使えないっていう建前らしい。信頼できるものであれば出典は紙媒体による資料でも問題ないが、利便性の良い新聞社のネット記事が出典として利用されることが多い模様。上記のような日本の新聞社サイトは記事の掲載期間が短いため、出典としてリンクを張るとあっという間にリンク切れになってしまう。そこで、Wayback Machine に保存されたニュース記事にリンクを張るという取り扱いが、日本に限らず多くのウィキペディア編集者の間で行われている。

そういった中で、ウィキペディアには、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、日経新聞といった新聞社の ニュース サイト の記事をアーカイブした Wayback Machine へのリンクが張られている記事が多くある。

そんな中、2016-02-12 に、YOMIURI ONLINE の robots.txt が書き換えられた。

変更前の robots.txt

User-agent: *
Disallow: /adv/*.swf$
Disallow: /atcars/
Disallow: /book/
Disallow: /homeguide/
Disallow: /job/
Disallow: /otona/news/
Disallow: /otona/travel/
Disallow: /otona/partner/
Disallow: /otona/life/
Disallow: /otona/drink/
Disallow: /otona/hobby/
Disallow: /otona/yesno/
Disallow: /it/news/
Disallow: /it/report/
Disallow: /it/event/
Disallow: /it/interview/
Disallow: /it/newproducts/
Disallow: /it/column/

Sitemap:http://www.yomiuri.co.jp/sitemap.xml

 

https://web.archive.org/web/20160212060342/http://www.yomiuri.co.jp/robots.txt

 

変更後の robots.txt

User-Agent: wget
Disallow: /

User-agent: Megalodon
Disallow: /

User-Agent: ia_archiver
Disallow: /

User-agent: libwww
Disallow: /

User-agent: *
Disallow: /adv/*.swf$
Disallow: /atcars/
Disallow: /book/
Disallow: /homeguide/
Disallow: /job/
Disallow: /otona/news/
Disallow: /otona/travel/
Disallow: /otona/partner/
Disallow: /otona/life/
Disallow: /otona/drink/
Disallow: /otona/hobby/
Disallow: /otona/yesno/
Disallow: /it/news/
Disallow: /it/report/
Disallow: /it/event/
Disallow: /it/interview/
Disallow: /it/newproducts/
Disallow: /it/column/

Sitemap:http://www.yomiuri.co.jp/sitemap.xml

 

https://web.archive.org/web/20160212080604/http://www.yomiuri.co.jp/robots.txt

 

これは

User-Agent: ia_archiver
Disallow: /

という部分が、Wayback Machine を拒絶するという意味になっている*1

ここでは触れないことにするが、ほかにもいろいろなロボットを拒否する記述が加わっており、たとえば megalodon という「ウェブ魚拓」を拒絶する記述が加わっている。

アクセスすると、このような画面が表示される。

f:id:adulescentia:20161025170839p:plain

 

 

 

なぜそうした?

それは読売新聞社のみぞ知ること。以下は単なる憶測。

データベースと競合?

同社に限らず、一般に新聞社は、自社の過去記事を有料で提供するサービスを行っている。長い歴史を持つ新聞社の資産は膨大なもので、そういった情報を「資産」として収益化の対象していくことは当然の発想である。実際、過去記事を検索したりできるデータベースを有料で提供することは新聞社のビジネスの 1 つになっている。たとえばこれ。学校とか公共図書館は、よくこういった新聞過去記事を検索できるサービスを新聞社と契約して、閲覧用の端末を設置していたりするので、それらとの競合を嫌ったのかもしれない。あるいは、自社ないし他人の名誉や財産などにとって不都合な情報を制御するという意向もあるのかもしれない。

www.yomiuri.co.jp

 

 

影響

ウィキペディア編集者などの中には、今後同社のネット記事を出典として利用することを避けようと考える人が出てくるかも。掲載期間が過ぎれば当該記事の内容を確認する容易な手段はなくなってしまうわけなので。

似たような情報を掲載しているサイトがあったとして、片方はインターネット上で手軽に確認できるが、もう片方は図書館に出向かないと確認できないとなれば、後者はソースとして検証に難があることが嫌われ、利用を避けられていくのではないか?というわけ。

もっとも、いまどき情報は氾濫しているから、需要はその情報の代替品になだれ込むだけなんではないかと思う。こういった規制によって規制元の思惑が満たせるということはあんまりなさそうだし、いかほどの影響があるかといえば、それはほどんど何の影響もないように思われる。

 

話は変わって・・・アメリカでの事例

ウィキペディアの内部に、ウィキペディア編集者向けのヘルプがあり、その 1 つに Wayback Machine の使い方を解説する文章がある。

Help:Using the Wayback Machine - Wikipedia

そしてこの中に「中には Wayback Machine を排除しているサイトもある」ということを、ウィキペディアの編集者向けに説明する記述が。

ここでは、ニューヨーク タイムズ (http://www.nytimes.com/) が robots.txt により、一部の階層に存在する情報について、すべてのロボットを排除している例として例示されている。またもうひとつ ワシントン ポスト (https://www.washingtonpost.com) が、robots.txt により Wayback Machine を排除しているサイトとして例示されている。

The Internet Archive honors the robots exclusion standard. It will not archive sites that disallow access, and it will remove access to previous versions of a disallowed page.


For example, The New York Times has a robots.txt page at http://www.nytimes.com/robots.txt which includes:
User-agent: *
Disallow: /aponline/
Disallow: /archives/
Disallow: /reuters/
Thus, archive requests for URLs within those folders, and any other similarly listed folder of the New York Times website will be rejected.


The Washington Post uses the file http://www.washingtonpost.com/robots.txt which includes:
User-agent: ia_archiver
Disallow: /
This directive explicitly blocks the Internet Archive from accessing their entire website.

 

Washington Post の場合

ところが現在、この ワシントン ポスト の robots.txt を確認すると、すでに Wayback Machine を排除する ia_archiver Disallow: / の記述はなくなっている。いったいいつ頃そうなったのか?気になり、Wayback Machine で同サイトの robots.txt を見てみた。この改変は 2016-09-21 に行われたようである。

https://web.archive.org/web/20160921183747/https://www.washingtonpost.com/robots.txt

https://web.archive.org/web/20160921171826/https://www.washingtonpost.com/robots.txt

それぞれを比較すればわかるように、後者からは ia_archiver Disallow: / の記述が取り除かれている。

同サイトの robots.txt をたどってみると、2001 年にはすでに ia_archiver Disallow: / の記述が存在したっぽい。全部を見たわけではないので、途中で取り除かれたこともあったのかもしれないけど。

https://web.archive.org/web/20010505011311/http://www.washingtonpost.com/robots.txt

 

海外例

いくつかの ニュース サイト が Wayback Machine から排除されていることにも触れた記事。なお、この中で、USA Today というサイトが Wayback Machine から除外されている (“This URL has been excluded from the Wayback Machine,” と表示される) ことに言及されているが、現在アクセスしてみたところ普通にアクセスできるようになっていた。

また、Wayback Machine とは別?に IA が行っているニュース保存プロジェクトにより、日本の朝日新聞、日本経済新聞のサイトの スタンドアロン アーカイブ が存在しているが、読売新聞、毎日新聞、産経新聞のそれは存在していないことなどに言及。

www.forbes.com

過去にも公共的役割の大きいサイトでの robots.txt の内容の是非については何度も話題になった手あかのついた話題だけど、ただ 2016 年にもなって大手の ニュース サイト が robots.txt のほんのちょっとした記述を書き加えたり、消したりといった現象が興味深かったので。

 

いくつかの参考になるかもしれないリンク

毎日新聞が Google News を拒否 - Ceekz Logs (Move to y.ceek.jp)

【みんなの反応】“消えた”ウエブサイトを後世に|NHK NEWS WEB - ねとなび

新聞各社の robots.txt を眺める PE2HO

Robots.txt Disallow: 20 Years of Mistakes To Avoid | Hacker News

*1:Internet Archive は robots.txt による方法でサイト運営者による意向を尊重することになっている。robots.txt を設置して、その中に上記の 2 行の記述をするだけで、そのサイトを Wayback Machine に表示されないようにすることができるようになっている。しかし、robots.txt だけは引き続き、表示およびアーカイブされ続けるので確認できる。

泉ヶ丘駅前の噴水広場の今昔 (2016.293)

2016 年の春に大阪府堺市泉ヶ丘駅の広場がリニューアルされて景色がずいぶんと変わった。

リニューアル前の様子

泉ヶ丘駅南側には通称 噴水広場と呼ばれているスペースがあって、昭和 61 年に泉北ニュータウン 20 周年を記念して設置された「三丘の塔」(みつおかのとう)という噴水の彫刻作品が設置されていた。

今はもう噴水はないから、そんな呼び方をすることもなくなっていくだろうけど。

この日は、何かのイベントをやっているみたいだった。

 

2015.159

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北側から南側を見た様子。

 

2015.159

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これは 2015 年秋に撮影。噴水広場付近、落下物で迷惑しているのでハトに餌をやらぬように、と記されている看板の前で撮影。

ロッテリア前にあったカラフルな数本の棒。現在は撤去されている。いったいこれ、何だったんだろう。

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2016 年のリニューアル後の様子

2016 年の初めごろから春ごろまでリニューアル工事が行われた。

この通り、噴水と彫刻は跡形もなく撤去され、その跡地に人工芝の丘が作られた。

エスカレーター隣にスタバが入った。

それ以外は特に建て替わってはないみたいだけど、いろいろと変わっている。

 

2016.292

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2016.292

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主要な点を書いてみると

  • 噴水が撤去された
  • 芝生と花壇がなくなった
  • 人工芝の丘ができた
  • 植え込みが設置された
  • エスカレーターの隣にスターバックス泉ヶ丘駅前店が出現
  • 看板類が一部架け替えられた

ってところかな。

 

噴水の作者 白石彫刻研究所とは?

ところで、撤去された噴水のプレートには以下のように記されていた。

三丘の塔

泉北 20 周年記念事業

竣工 1986.11.2

施主 泉北 20 周年まつり実行委員会

立案 制作 株式会社 白石彫刻研究所

 

とある。

堺市内のいろいろなところでこの白石彫刻研究所の作品を見かけることができるが、公式サイトは消滅していて情報がよくわからない。

この白石彫刻研究所について調べてみた。

創業者は、白石 正義(しらいし まさよし)氏らしい。以下

どんな人(ひと)が造(つく)ったの?− 白石正義(しらいしまさよし) | 堺・アートクルーズ

より引用。

白石 正義 氏 略歴

明治 34 年(1901 年)〜 平成 2 年(1990 年)

福岡県 行橋市で生まれる。

東京高等工芸学校 工芸彫刻部 卒( 現 千葉大学 工学部 意匠科)

堺市 文化功労者

勲 五等 瑞宝章 受章

堺美術協会 永副会長として文化活動を推進

 

東京オリンピック サッカーメダル

全国選抜高校野球大会メタルの原型 制作

堺市内では千利休

呂宋(るそん)助左衛門(すけざえもん)像

与謝野 晶子(よさの あきこ)歌碑(7 基)

龍女神 像 復元

万国博 記念メダルの作者として知られる

 

白石彫刻研究所その後

白石氏の死後は、岡村 哲伸(おかむら てっしん)氏が取締役を務めたらしい。

さらにその後、白石彫刻研究所がどうなったかは簡易な検索ではわからなかった。

ただ、その岡村氏も、平成 28 年に死去したと堺デザイン協会の機関誌で報じられている。

http://www.sakaimon.com/press/activityimg/kaihou/pdf/31.pdf

公開されている過去の機関誌を読んでみると、かつて同社の本社は同協会の事務所として提供されていたこともあったらしい。

同氏の略歴を参考から引用。

岡村 哲伸 氏 略歴

昭和 24 (1949) 年生まれる

平成 28 (2016) 年没

堺市文化功績者

彫刻家 山本 恪二(やまもと かくじ)先生 彫刻家 白石 正義(しらいし まさよし)先生に師事

白石彫刻研究所 彫刻教室主宰

アートひがし実行委員会 代表

医療法人サヂカム会 三国ヶ丘病院 デイケアセンター講師

大阪彫刻家会議会員

日本氷彫美術協会顧問(食博覧会「宴」氷彫コンクール審査委員長)

六甲山 氷の祭典 NPO 法人日本氷彫刻会 H18 全日本コンテスト 審査委員長

堺デザイン協会 副理事長

特定非営利活動法人 アートのある街づくり会*1  副理事長

 

参考

http://www.tcn.zaq.ne.jp/art/irohani/sakka/okamura.htm

どんな人(ひと)が造(つく)ったの?− 岡村哲伸(おかむらてっしん) | 堺・アートクルーズ

toursakai.jp

 

 

 

 

 

*1:平成 27 年度 事業報告書によると継続困難のため解散するとのこと